糸島赤米プロジェクトの赤米・黒米
古代からの赤米に現代のもち米をかけ合わせて
生まれたのが二丈赤米
野生に近い生命力とロマンを受け継ぎました
農薬や化学肥料をほとんど使わずに栽培しました
糸島赤米プロジェクトの吉住です。 糸島赤米プロジェクトは、最近全国から注目されている福岡県糸島市の東の方、二条深江に位置しています。 赤米は、大陸から伝来し、豊穣への願いも込めて赤米ご飯を炊き、自然(神)にお供えしたのでしょう。この習慣と精神が今に伝わり、祈願成就のお目出たい日や、招福祈願のお供えには、お赤飯を炊くのです。 お正月のお赤飯やおせちに、入学や進級などでお目出たい日に、赤米で赤飯を炊いてお祝いしてみませんか。 |
二丈赤米のお話
『赤米』(あかまい)は、赤いお米です。
よく「古代米」という表現をされますが、赤米がすべて古代米という訳ではありません。私たちの『二丈赤米』(にじょうあかまい)も古代米ではありません。後でも述べますが「未来の米」なのです。
赤米は、大陸から伝来し、日本全土に広がりました。翌年の豊穣への願いも込めて赤米ご飯を炊き、自然(神)にお供えしたのでしょう。
この習慣と精神が今に伝わり、祈願成就のお目出たい日や、招福祈願のお供えには、小豆を代用してお赤飯を炊くのです。
よく「古代米」という表現をされますが、赤米がすべて古代米という訳ではありません。私たちの『二丈赤米』(にじょうあかまい)も古代米ではありません。後でも述べますが「未来の米」なのです。
赤米は、大陸から伝来し、日本全土に広がりました。翌年の豊穣への願いも込めて赤米ご飯を炊き、自然(神)にお供えしたのでしょう。
この習慣と精神が今に伝わり、祈願成就のお目出たい日や、招福祈願のお供えには、小豆を代用してお赤飯を炊くのです。
江戸時代までは各地で赤米が作付されていたようです
明治になり、白米一本化政策になり、赤米は神社の祭祀用としてのみ作り続けられてきました。
全国の農家の中には赤米、黒米などのいろんな品種を、研究しながら、或いは楽しみながら密やかに作り続けてきた人もいたようで、1980年代頃から、「日本古代稲研究会」の方たちを中心に古代米の復活の動きが少しずつ始まりました。
全国の農家の中には赤米、黒米などのいろんな品種を、研究しながら、或いは楽しみながら密やかに作り続けてきた人もいたようで、1980年代頃から、「日本古代稲研究会」の方たちを中心に古代米の復活の動きが少しずつ始まりました。
二丈赤米の誕生
1985年、福岡県農業総合試験場の技師、松江勇次氏の手により、対馬系の赤米(粳種)とサイワイモチ(白・糯種)との交配が行なわれました。
その後、当時農業改良普及員として全国的な減農薬運動を展開、指導していた宇根豊氏(二丈町在住)を中心に、民間育種として私達の選抜が続き、1991年より、選抜育種の傍らながら一般消費者の方に食べてもらえるような、ある程度の規模の作付を始めました。そして1994年には、品種として固定したという事で、「未来1号」、「未来2号」、「未来202号」、「吉住1号」、「松崎1号」などの品種名(愛称)を付けるに至りました。『二丈赤米』の誕生です。
品種改良の過程で、「パサパサ」の欠点を補うということで、主に赤のモチ種を選抜し、『美味しい赤米』として復活させたのです。
この二丈赤米は、古代食を偲ぶ小豆なしのお赤飯の材料として、また食物繊維、ビタミン、ミネラル等の成分を多く含む健康食の食材として、さらに化学肥料や農薬などをほとんど必要としない、環境負荷とヒトへの負荷の非常に少ない作物として、多方面にわたり優れた特性を持っています。
地球環境の悪化や食べ物の安全性が問われている今、二丈赤米は安心して作り、安心して食べてもらえる、まさに『未来の米』なのです。
実際の栽培では、全体としては初期除草剤1回だけの農薬使用に限定しています。
さらに、生物的な雑草防除を活用したり、物理的な除草を試みたり、「出来るだけ」完全無農薬での栽培を目指しています。
生物的な除草では、アイガモ、ジャンボタニシ(稲守貝)、カブトエビ、アゾーラ(浮草)などの方法があり、二丈赤米ではカブトエビに最もお世話になっています。
物理的方法には、手で取る、除草機利用、超深水栽培、米糠除草法などあります。
間違いないのはやはり除草機で田んぼの中を歩き回る方法ですが、この古来の方法はやはり、「戦前派」の体力を必要とします。
お目出たい日に、赤米で赤飯を炊いてお祝いしてみませんか。
その後、当時農業改良普及員として全国的な減農薬運動を展開、指導していた宇根豊氏(二丈町在住)を中心に、民間育種として私達の選抜が続き、1991年より、選抜育種の傍らながら一般消費者の方に食べてもらえるような、ある程度の規模の作付を始めました。そして1994年には、品種として固定したという事で、「未来1号」、「未来2号」、「未来202号」、「吉住1号」、「松崎1号」などの品種名(愛称)を付けるに至りました。『二丈赤米』の誕生です。
品種改良の過程で、「パサパサ」の欠点を補うということで、主に赤のモチ種を選抜し、『美味しい赤米』として復活させたのです。
この二丈赤米は、古代食を偲ぶ小豆なしのお赤飯の材料として、また食物繊維、ビタミン、ミネラル等の成分を多く含む健康食の食材として、さらに化学肥料や農薬などをほとんど必要としない、環境負荷とヒトへの負荷の非常に少ない作物として、多方面にわたり優れた特性を持っています。
地球環境の悪化や食べ物の安全性が問われている今、二丈赤米は安心して作り、安心して食べてもらえる、まさに『未来の米』なのです。
実際の栽培では、全体としては初期除草剤1回だけの農薬使用に限定しています。
さらに、生物的な雑草防除を活用したり、物理的な除草を試みたり、「出来るだけ」完全無農薬での栽培を目指しています。
生物的な除草では、アイガモ、ジャンボタニシ(稲守貝)、カブトエビ、アゾーラ(浮草)などの方法があり、二丈赤米ではカブトエビに最もお世話になっています。
物理的方法には、手で取る、除草機利用、超深水栽培、米糠除草法などあります。
間違いないのはやはり除草機で田んぼの中を歩き回る方法ですが、この古来の方法はやはり、「戦前派」の体力を必要とします。
お目出たい日に、赤米で赤飯を炊いてお祝いしてみませんか。
二丈赤米
減農薬栽培で育てた赤米です。 抗酸化作用で注目されるカテキンを色素に持ち、ビタミン類やミネラル成分、食物繊維なども豊富に含む健康食材です。普通のお米に1~3割(お好みで加減して下さい)混ぜて炊くと、健康お赤飯の出来上がりです。3割くらいにした方が赤味がよくでるようです。 またモチ種の赤米ですので、ご飯全体がモチモチとして美味しいお赤飯になります。 300g の赤米は、お赤飯にすると1~2升分の分量になります。 |
二丈黒米
減農薬栽培で育てた黒米です。 黒米の持つ色素は、抗酸化作用などで注目を集めるポリフェノール。各種ビタミンやミネラル成分なども豊富に含み、薬膳料理の素材などとして貴重なお米とされてきました。 また紫色の色素が良く出るお米で、普通の白米に3~5%混ぜて炊くと紫色のお赤飯が出来ますし、その他の料理の色付けとしても重宝なお米です。 二丈黒米は高品質の黒米を自家選抜し、減農薬で栽培しております。健康食の素材としてぜひご活用下さい。 250g 1袋で、3~5升のご飯ができる分量です |
吉住さん親子