秋川牧園(山口県)の安心若鶏
「口に入るものは間違ってはいけない」
それが、秋川牧園が目指すものです
秋川牧園は、1972年(昭和47年)山口の地で創業しました。
当初は個人経営で、数少ない従業員で採卵養鶏を始めました。
このころ日本では高度経済成長のもと、公害問題で大変な時期でした。
さらに前からの水俣病や四日市ぜんそくなど全国で公害が猛威をふるっていました。カネミ油症事件もこのころでした。
1974年には有吉佐和子氏の「複合汚染」の新聞掲載も始まっています。
このような状況の中、農薬の生態濃縮による残留性もかねてより指摘されており(レイチェル・カーソン「沈黙の春」1962年)採卵養鶏の再出発に当たっては、飼料中の残留農薬(おもに有機塩素系)を減らす必要を強く実感し、その心配のない飼料原料を探す作業を続け、ようやく納得できる飼料が出来上がりました。
その後、やや遅れて始めた肉用鶏の飼育にもこの飼料の考え方を適用し、ここに採卵鶏と肉用鶏の両方で残留農薬の心配のない飼料が出来上がりました。
さらに一般的に多用されていた抗生物質についても使用しないという前提のもと様々な改善や開発によって、従来では不可能とされていた無投薬飼育を実現しています。
(通常ではコストを抑えて効率的に生産するためにたくさんの鶏を飼いますが、このような環境では病気が発生しやすいため数種類の抗生物質が飼料に混ぜられたりしています)
抗生物質や合成抗菌剤を使わないためにも鶏をいかに健康に育てるかが重要になります。
一般より薄飼いの一坪当たり35羽以下での飼育、そして明るい開放型の鶏舎等、育て方にもこだわり、鶏がいかに快適に過ごせるかという環境作りにも配慮しています。
また、今問題となっている遺伝子組み換えについてもこの技術自体に反対する立場から、そういう作物は飼料には使用していません。
遺伝子組み換えと言うのはこの世になかった作物を人間の都合で作り出したものであり、人体への安全性が確認されていないばかりか、生態系に大きな影響を与えかねません。
秋川牧園が目指すものは、「口に入るものは間違ってはいけない」ということです。ですからその食べ物は健康であることを前提として、おいしくて食べた方々が幸せな気持ちになることです。皆様にぜひ、この鶏肉を味わっていただきたいと思います。
~秋川牧園の若鶏~
①山口県をはじめとした中国・九州地方にある秋川牧園の専用農場が責任をもって生産しています。
②抗生物質や合成抗菌剤をひよこの時期から一切使用していません。
③遺伝子組み換え原材料の混入を防ぐため分別流通管理を行ったとうもろこし、大豆を使用しています。
④肉骨粉などの動物性原料を使用しない飼料を与えています。
⑤自然光や風がよく入る開放型鶏舎で、飼育の密度を抑え鶏たちがよく動けるような環境を作っています。
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